広報誌107号 本紹介 特設ページ

神主さんにお聞きした、おすすめの本をご紹介いたします!

*出版社様より許諾を得て掲載しております。
アンケートでお答え頂いた本の中で許諾が取れなかった本につきましては掲載しておりません。ご承知おきください。

書影 タイトル 著者 出版社
アンケートで頂いた感想
神社の由来がわかる小事典 三橋 健 株式会社PHP研究所
●現在は電子書籍のみ購入可能です。
いのちのまつり つながってる! 作:草場一壽 /絵:平安座資尚 株式会社サンマーク出版
今、ここに居る自分の命の尊さがわかりやすいから。
参拝したくなる! 日本の神様と神社の教科書 渋谷 申博 株式会社ナツメ社
日本国史・上
日本国史・下
田中英道 株式会社 育鵬社
律令国家体制以前の縄文・弥生文化の源流と日高見國を考察している。
神道用語の基礎知識 鎌田 東二 KADOKAWA/角川選書
講習会のテキストだったと思いますが、当時難しかったのですが、今読むとどの分野でも広い範囲をまとめられていて、わかりやすかったです。 神道と人と自然の結びつきを伝えていただいているのが、現代でも共感できると思いました。
神道のちから 田中恆清 Gakken
わかりやすく、学生時代もこの本で勉強になった。
●現在は電子版のみで購入可能です。
まんがで読む古事記 監修:竹田恒泰
まんが:館尾冽/岩元健一/久間月慧太郎/亀小屋サト
Gakken
活字だと神様の名前を覚えるのにも一苦労だが、漫画は取っ掛かりには最適だと思う。本書は読みやすさへの工夫がされており、読みやすい。また、補足解説もあり、楽しみながら「古事記」の世界を知ることができる。うちの子供はこれで古事記を最初に勉強させた。入門書としては最適だと思う。
神道の本
八百万の神々がつどう秘教的祭祀の世界
Gakken
神道の全体像をわかりやすく写真や資料などで解説している。参考本や具体的著名神社等についても紹介している。
●現在電子版がなく、紙媒体の発売も終了しているため、新刊購入は難しいようです。
日本神道史(増補新版) 岡田 莊司 編
小林 宣彦 編
株式会社 吉川弘文館
律令国家体制以後の文献史学から考察した神道を読み解いている。
知識ゼロからの神道入門 武光誠 株式会社 幻冬舎
初めての方でも神道とはこういったものなのかというざっくりとした部分においては理解できるのかなと思ったためおすすめします。
神様が教えてくれた幸運の習慣 田中恆清 株式会社 幻冬舎
話し口調でわかりやすい。日本人が神道的な生活を常にしていることがわかる。
プレステップ神道学 國學院大學神道文化学部 編 株式会社 弘文堂
基本的なことから詳しく解説されている為。
かみさまのおはなし 原作:藤田 ミツ
その他:渡邉 みどり
構成:高木 香織
株式会社講談社
挿絵付きで子ども向けに古事記を描いてあり、歴史書が苦手な人も読みやすい、今上陛下に美智子上皇后が読み聞かせた本でもある。
本居宣長「うひ山ぶみ」 白石 良夫(全訳注) 講談社学術文庫
現在の律令国家体制以後の神道感の源流である思想的背景がある。
神道のこころ 葉室 頼昭 株式会社 春秋社
①高校時代に社家の生まれでない私自身が著書を通して神道を学んでみたいと思えるきっかけになった本の一冊だから。
②神道とは、神様とは何か を筆者の考えを元に分かりやすく説明されている。読み物としても面白く、また内容に感銘を受けた一冊であり、神道について何も知らない方でも読めるような本となっている。一度は手に取って読んでもらいたい。
神仏たちの秘密 松岡 正剛 株式会社 春秋社
日本文化の面影、源流を解く。衝撃の日本論。
日本水引
結ぶ、祈る、贈る、日本のかたち
長浦 ちえ 株式会社 誠文堂新光社
冒頭に、日本の水引について触れているところがあります。日本の文化としても根強い水引は、ルーツを辿っていく過程で祭祀に欠かせない供物を結ぶための麻紐「神札」の麻紐などがでてきており、水引、またはそれに類するものであるということが説明から分かる。生活の中にある「縁起」、祝儀袋等何気ないところで目にする、神道精神にも通づる日本独自の水引について分かりやすく学ぶことができる一冊となっている。と個人的に思います。
人生儀礼の物語
~おなかの中の赤ちゃん~
兵庫県神道青年会 有限会社 前川企画印刷
人生儀礼を通して、神社へ足を運んでいただけるような教化冊子になっている
この絵本は当会の事業品として頒布しております。絵本についての詳細は、事業委員会にお問い合わせください。
担当:山本 電話番号:090-3996-7655
アマテラス解体新書 岡本佳之 株式会社 内外出版社
祖神探求を世界史の考古学視点で考察している。新説:日本の歴史
眠れなくなるほど面白い 図解 神道 渋谷申博 株式会社日本文芸社
①挿絵があってわかりやすく、読み進みやすい。難しい言葉を少なく使って、親しみ安さがある
②眠れなくなるほどの文章量がなく、あっさりと読み終えよく眠れるが、広く浅く押さえておきたい点が纏められており、初めて神道に触れるには丁度良い。
日本建国の三大祖神 大野七三 株式会社 批評社
神道の本義 The meaning of Shinto 著:J・W・T・メーソン
訳:今岡 信一良
冨山房インターナショナル
アメリカ人のジャーナリストでありながら、神道・神について理論的に解釈し、太古の人たちの神道観を考える。英語を日本語訳しているため、全体を通して読みにくいが、腑に落ちる点が多い。
神社のいろは 日本文化興隆財団 企画
神社本庁 監修
株式会社 扶桑社
神社検定のテキスト。神社本庁が監修している。初学者向け。
神話によって異なる、神々の真実の姿
日本の神話 最新研究版
宝島社
個人的に広く一般の方が手に取りやすいのはムック本であるとおもう。シリーズが様々出版されているが、最新版は各種神話から多角的に日本神話を見ることができ、興味を持っていただくきっかけになりやすいかと思い本書を選定した。